Nigusse Gemeda Morke Slow Dry Natural[24/25年クロップ]
花の香りと南国果実、ホワイトチョコのような甘み、複雑で長い余韻
商品管理番号 | 63509205 |
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生産地 | Ethiopia Sidama Bura Morke village |
生産者 | Karamo Coffee |
標高 | 2250-2350m |
品種 | 74158 |
精製方法 | Slow Dry Natural |
規格 | G1 |
収穫年 / 入港日 | 2024-2025 / 2025年9月 |
Cup Notes | floral like jasmine tea like, peach, mango, white chocolate, complexity long after taste |
KARAMO COFFEE|エチオピア・シダマ モルケ村
COE初代優勝、Nigusse氏が築くトップクオリティ
エチオピアCOE 2020で第1位を獲得した、Nigusse Gemeda(二グセ ゲメダ)氏が手がけるKARAMO COFFEE。標高2300〜2400mの冷涼な高地で、チェリーの成熟をじっくり待つ栽培が行われています。
これまでナチュラルプロセスのみの展開でしたが、次世代を担うニグセ氏の息子テディ氏を筆頭に、トレンドに合わせたアナエロビックや特殊精製にも挑戦し、さまざまなプロセスが登場しています。スロードライプロセスは、日陰や通気性の良い環境で時間をかけてじっくり乾燥させることで、果実由来の甘みと豊かなボディ感を引き出し、フルーティーで複雑な味わいを楽しめます。
COE受賞後も品質向上とコミュニティ支援を継続し、生産者ネットワークの育成にも力を入れています。
COE WINNER :
カップオブエクセレンス受賞歴
2020年 優勝
2021年 25位入賞
2022年 28位入賞
Process:
Slow dry Natural(スロードライナチュラル)
「スロードライナチュラル」は、コーヒーの精製プロセスの一種です。基本的にはナチュラルプロセス(自然乾燥法)の一種であり、コーヒーチェリーを果肉ごと乾燥させますが、「スロー(Slow)」という名前が示す通り、通常よりもゆっくりと時間をかけて乾燥させるのが特徴です。
通常のナチュラルプロセスでは、コーヒーチェリーは太陽光の下で広げられ、数日から数週間で乾燥しますが、スロードライナチュラルでは乾燥速度をさらに遅くするため、日陰や通気の良い場所でゆっくりと乾燥させます。このように時間をかけて乾燥することで、以下のような特徴が生まれます。
味わいの向上
ゆっくりと乾燥させることで、コーヒー豆の内部まで均一に水分が抜け、雑味が減り、フルーティーで複雑な味わいが引き出されやすくなります。
甘みとボディ感の強調
果実の糖分が豆にゆっくりと浸透するため、甘みや豊かなボディ感が増します。
品質の安定性
ゆっくりとした乾燥により、コーヒー豆の保存性が向上し、風味が安定しやすくなります。
一方で、スロードライナチュラルは時間と手間がかかるため、プロセスにはかなりの技術と管理が求められます。