Nigusse Gemeda Sidama Agena Cold River Fermentation[25/26crop]
華やかなフローラルと重層的な果実味、シルキーな質感と長い余韻が魅力
| 商品管理番号 | 63605794 |
|---|---|
| 生産地 | Ethiopia Sidama Bura Karamo Agena(シダマ州 ブラ地区 カラモ アゲナ村) |
| 生産者 | Karamo Coffee(カラモコーヒー) |
| 標高 | 2200-2400m |
| 品種 | 74158 |
| 精製方法 | Cold River Fermentation 48hrs Natural Anaerobic |
| 規格 | G1 |
| 収穫年 / 入港日 | 2025-2026 / 2026年6月 |
| Cup Notes | High floral intensity, vibrant tropical fruit notes, stone fruits, bright acidity, layered sweetness, a clean and juicy profile, silky mouthfeel, and a long, refined finish. |
Karamo Coffee | エチオピア・シダマ州 ブラ地区 カラモ村
2020年 Ethiopia Cup of Excellence 初代チャンピオン、Niguse Gemeda Mude氏が手掛ける高標高シダマのスペシャルティコーヒー。
Karamo Coffeeは、シダマ州ブラ地区カラモ・ケベレを拠点とするコーヒープロデューサー/エクスポーターです。 創業者のNiguse Gemeda Mude(ニグセ・ゲメダ・ムデ)氏は、2020年に初開催されたEthiopia Cup of Excellenceで1位を獲得し、 エチオピアのスペシャルティコーヒーシーンにおいて大きな注目を集めました。
Karamo Coffeeの背景や品質への取り組みを、必要な部分だけ読み進めていただけます。
Karamo Coffeeについて詳しく読む
2025年に移転したKaramo Coffeeの新オフィス。
Karamo Coffeeは、2017年にNiguse Gemeda Mude氏によって設立されました。 拠点はエチオピア南部、シダマ州ブラ郡カラモ・ケベレに位置しています。
カラモ周辺は標高2,300mを超える高地にあり、冷涼な気候と昼夜の寒暖差に恵まれたエリアです。 チェリーがゆっくりと成熟することで、甘さや複雑さ、華やかな果実味を蓄えやすい環境が整っています。
Karamo Coffeeでは、自社農園や周辺生産者から集められたチェリーを丁寧に選別し、 Natural、Washed、Anaerobic Naturalなど、ロットごとの個性を活かした精製を行っています。
2020年 Ethiopia Cup of Excellence 初代チャンピオン
2020年エチオピア初のCOEで優勝を果たしたニグセ氏。
Niguse Gemeda Mude氏は、2020年に初めて開催されたEthiopia Cup of Excellenceにおいて、 Sidamaのサンドライド・ナチュラルコーヒーで1位を獲得しました。
この受賞により、カラモというエリアの品質ポテンシャルは国際的に広く知られることとなり、 Karamo Coffeeは世界中のロースターやバイヤーから注目される存在となりました。
受賞ロットは、非常にジューシーで、ストロベリーを思わせる甘さと鮮烈な果実感を持つコーヒーとして評価され、 その後のKaramo Coffeeのブランド価値を大きく高めるきっかけとなりました。
Cup of Excellence 受賞歴
2020年 優勝
2021年 25位入賞
2022年 28位入賞
カラモ高地のテロワール
エチオピア初のカップオブエクセレンス2020年優勝ロットは、この農園から生まれました。
カラモは、シダマの中でも特に標高の高いエリアとして知られています。 高標高ならではの冷涼な気候により、チェリーはゆっくりと成熟し、 明るい酸質、豊かな甘さ、複雑な果実味を形成しやすくなります。
そのためKaramo Coffeeのロットには、フローラルな香り、赤い果実やストーンフルーツを思わせる果実味、 そして長く続く甘い余韻が表れやすい傾向があります。
特に浅煎りから中浅煎りでは、カラモらしい透明感のある酸質と華やかなアロマを表現しやすく、 シングルオリジンとしての個性を明確に打ち出しやすいコーヒーです。
品質管理とプロセスへの取り組み
Karamo Coffeeでは、完熟チェリーの選別、乾燥工程の管理、ロットごとの品質チェックを重視しています。 高標高産地のポテンシャルを損なわないよう、収穫から乾燥までの各工程を丁寧に管理しています。
生産されるロットは、Natural、Washed、Anaerobic Naturalなど多様で、 それぞれの精製方法によって異なるカップキャラクターを表現しています。
Naturalでは豊かな果実感と甘さ、Washedでは透明感とクリーンな酸質、 Anaerobic Naturalではより複雑で印象的な果実表現が期待できます。
以前はNaturalが中心でしたが、
現在では
・Washed
・Slow Dry Natural
・Anaerobic
・Cold River Fermentation
・独自発酵プロセス
など、
品質を追求した実験的ロットにも積極的に取り組んでいます。
実際にEthiopian Coffee Houseでも近年は
・Agena Washed
・Agena Cold River Fermentation
・Morke Slow Dry Natural
・Charcho Natural
など複数エリア・複数プロセスを継続的に取り扱っています。
独自発酵プロセスの乾燥ルーム
ハイブリッドウォッシュトプロセス
ハイブリッドウォッシュトプロセス
ほとんどのサイトで主流になっているパーシャルシェード(半日陰)乾燥
次世代を担うテディ・ニグセ氏
Theodros Gemeda(テオドロス・ニグセ/愛称:テディ)氏
Karamo Coffeeの国際展開を支える中心人物のひとりが、 創業者 Nigusse Gemeda Mude(ニグセ・ゲメダ・ムデ)氏のご子息、 Theodros Gemeda(テオドロス・ニグセ/愛称:テディ)氏です。
テディ氏は、17歳の頃から父の仕事を支え、 若くして輸出業務や海外ロースターとのコミュニケーションを担当するようになりました。 現在では、Karamo Coffeeの輸出・営業を担う次世代リーダーとして、 世界各国のロースターとの信頼関係を築いています。
父であるニグセ氏が築き上げた品質へのこだわりを受け継ぎながら、 生産者とロースターをつなぐ架け橋として、 エチオピアのスペシャルティコーヒーを世界へ届ける役割を担っています。
Karamo Coffeeの特徴まとめ
・2017年設立のシダマ・カラモを拠点とするコーヒーカンパニー
・創業者はNiguse Gemeda Mude氏
・2020年 Ethiopia Cup of Excellence 初代チャンピオン
・標高2,300m超の高地テロワール
・Natural、Washed、Anaerobic Naturalなど多様なプロセスを展開
・華やかなフローラル、鮮やかな果実味、長く続く甘さが特徴
・世界中のロースターから注目されるシダマのトッププロデューサー
2025/26 Crop Lineup
今回入荷した2ロットは、Karamo Coffeeがシダマエリアで手掛けた25/26クロップです。
それぞれ異なるエリア・精製方法によって仕上げられており、ロットごとに異なる個性が揃っています。
Natural Process
Charcho Natural
シダマ・ブラ地区の高標高エリアで生産されたロットです。
完熟したチェリーのみを丁寧に収穫・選別し、アフリカンベッドでゆっくりと乾燥させることで、豊かな甘さ、鮮やかな果実味、そして透明感のあるクリーンなカップを引き出しています。
Cup Profile
ストロベリーを思わせる甘く華やかなフローラルアロマ、シトラスやパイナップルを連想させるみずみずしい果実味。甘く熟したワインを思わせる複雑な風味に、透明感のある酸質、ジューシーな口当たり、そして長く続くクリーンな余韻が調和したロットです。
Agena Cold River Fermentaion
Agena Cold River Fermentaion
収穫したばかりの完熟チェリーのみを丁寧に選別し、比重選別によって未熟果や低密度のチェリーを取り除きます。
その後、低温の河川水を利用した環境下で、酸素を遮断した状態で72時間の嫌気発酵を実施。発酵後はアフリカンベッドでゆっくりと乾燥させることで、クリーンさを保ちながら、重層的な甘さと鮮やかな果実味を引き出しています。
低温下で発酵を穏やかに進めることにより、過度な発酵感を抑えつつ、透明感と複雑さを両立したカップに仕上げられています。
Cup Profile
非常に華やかなフローラルアロマ、鮮やかなトロピカルフルーツ、ストーンフルーツ。透明感のある明るい酸と幾重にも重なる甘さ、クリーンでジューシーな果実味、シルキーな口当たりが調和し、上品で長く続く余韻が特徴です。
Roaster Notes
推奨焙煎度:浅煎り〜中煎り
・RoR(温度上昇率)は滑らかに下降させながら進行
・1ハゼ後は過度に引っ張らず、穏やかなデベロップメントを意識
・DTR(デベロップメントタイム比率):11〜13%程度を目安
浅煎りを基調とした穏やかな焙煎により、このロットが持つ華やかなフローラルアロマやトロピカルフルーツの複雑な果実味、シルキーな口当たり、そして上品な甘さを表現しやすくなります。
RoRを滑らかに下降させながら熱量を丁寧にコントロールすることで、明るく透明感のある酸質とクリーンなカップバランスを維持しやすくなります。
過度なデベロップメントは華やかさや果実味を損ないやすいため、フローラルさ・果実味・甘さのバランスを意識した焙煎がおすすめです。
※あくまで推奨プロファイルの一例です。