Kenean Dukamo Sidama Korma Kontoma Honey[25/26crop]

商品管理番号 63605248
生産地 Ethiopia Sidama Bensa Murago(シダマ州 ベンサ地区 ムラゴ村)
生産者 Daye Bensa Coffee
標高 2100-2300m
品種 74158
精製方法 Honey
規格 G1
収穫年 / 入港日 2025-2026 / 2026年6月
Cup Notes White florals, honey sweetness, peach, apricot, creamy body, and a balanced finish.
販売開始日:7月23日(木)9:00〜

Daye Bensa Coffee | エチオピア・シダマ ベンサ地区

2,500軒規模の協力農家と80以上のウォッシングステーションを結ぶ、シダマを代表するトッププロデューサー。

1996年、シダマ州ベンサ地区出身のドゥカモ兄弟によって創業されたDaye Bensa Coffee(ダイェ ベンサ コーヒー)。 現在は次世代を担うケネアン・ドゥカモ(Kenean Dukamo)氏も品質向上やブランド戦略を牽引し、 エチオピアを代表するスペシャルティコーヒープロデューサーのひとつとして進化を続けています。

※各項目は開閉式です。
Daye Bensa Coffeeの背景や取り組みを、必要な部分だけ読み進めていただけます。
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Daye Bensa Coffeeの新オフィス

2025年に完成したDaye Bensa Coffeeの新オフィス。

Daye Bensa Coffeeは、シダマ州ベンサ地区を拠点に、 多数のウォッシングステーションと協力農家ネットワークを持つコーヒーカンパニーです。 大規模な生産体制を持ちながらも、ロットごとの品質管理やトレーサビリティを重視し、 シダマ各地の多様なテロワールを活かしたコーヒーづくりを行っています。

同社はCup of Excellenceの常連プロデューサーとしても知られ、 国際市場において高い評価を獲得してきました。 安定した品質と多様なロット展開により、世界中のロースターから注目されています。

自社ブランド「DUKAMO COFFEE」の展開や、ベンサ地区でのロッジ・体験施設の運営など、 生産者とロースター、消費者をつなぐ活動にも積極的に取り組んでいます。

2026年時点のアップデート

2026年現在、Daye Bensa Coffeeはシダマを代表するトッププロデューサーとして、 さらに存在感を高めています。 約2,500軒規模の小規模農家とのネットワークを持ち、 80以上のウォッシングステーションを通じて、多様なロットを生み出しています。

近年は、従来のWashedやNaturalに加え、 Anaerobic、Cold Fermentation、Hybrid Washed、 Extended Fermentation、DFW(Dry Fermentation Washed)など、 実験的なプロセス開発にも積極的に取り組んでいます。

また、ロット管理や品質評価をデータ化するなど、 生産・品質・トレーサビリティをより精密に管理する仕組みづくりも進めています。 大規模な生産体制でありながら、品質の一貫性とロットごとの個性を両立している点が大きな特徴です。

Daye Bensa Coffeeの品質管理と実験的プロセスへの取り組み。

多様なロットを生み出すDaye Bensa Coffeeの生産体制。

Cup of Excellence受賞歴
Daye Bensa Coffeeの受賞歴

Daye Bensa Coffeeのオフィスに並ぶトロフィーや認定証。 長年にわたり国際的な品質評価を受けてきた実績を物語っています。

Daye Bensa Coffeeは、Cup of Excellenceの常連プロデューサーとしても知られています。 2020年以降も複数回入賞しており、その品質は国際的にも高く評価されています。

Cup of Excellence 受賞歴
2020年 7位入賞
2021年 7位・8位入賞
2022年 2位入賞

地域社会との取り組み
Daye Bensa Coffeeの取り組み

Daye Bensa Coffeeの苗木。

Daye Bensa Coffeeは、品質向上だけでなく、地域社会との共生も大切にしています。 協力農家への技術指導、苗木の配布、ボーナス制度、教育支援、若手人材の育成など、 コーヒー産業を次世代へつなぐための取り組みを行っています。

生産者コミュニティと長期的な関係を築きながら、 シダマのコーヒー産業全体の価値向上を目指している点も、 Daye Bensa Coffeeが高く評価される理由のひとつです。

ケネアン・ドゥカモ氏によるブランド強化

Daye Bensa Coffeeの次世代を担うケネアン・ドゥカモ(Kenean Dukamo)氏は、 コンピューターサイエンスを学んだ後、家業であるDaye Bensa Coffeeに参画。 現在は品質向上に加え、ブランド戦略や情報発信も牽引しています。

従来の「生産して輸出する」だけのコーヒーカンパニーではなく、 生産者自らがブランドを発信し、世界中のロースターや消費者とつながる新しいスタイルを確立しています。

現在は、
・DUKAMO COFFEEブランドの展開
・ベンサ地区でのロッジ運営
・写真・動画・執筆による情報発信
・書籍「BUNNA」の出版
・世界各国でのイベント活動
など、コーヒーを通じてエチオピアの魅力を伝える取り組みにも積極的に取り組んでいます。

DUKAMO COFFEEブランドの展開

ベンサ地区でのロッジ運営

書籍「BUNNA」の出版

ケネアン氏より書籍「BUNNA」を直接ご恵贈いただきました。

Daye Bensa Coffeeの特徴まとめ

・シダマ州ベンサ地区を代表するトッププロデューサー
・70〜80以上のウォッシングステーションを運営
・約2,500軒規模の協力農家ネットワーク
・Cup of Excellence常連プロデューサー
・アナエロビックやコールドファーメンテーションなど実験的プロセスにも注力
・トレーサビリティと品質管理を重視
・DUKAMO COFFEEなど自社ブランドも展開
・教育支援や若手育成など、地域社会との共生にも取り組む

2025/26 Crop Lineup

今回入荷した3ロットは、Daye Bensa Coffeeがシダマエリアで手掛けた25/26クロップです。
それぞれ異なるエリア・精製方法によって仕上げられており、ロットごとに異なる個性が揃っています。

Natural Honey Anaerobic Natural
Natural Process

Hamasho Natural
シダマ・ベンサ地区の高地で生産されたナチュラルロットです。
高標高ならではの冷涼な気候と恵まれた栽培環境のもとで育まれた完熟チェリーを丁寧に収穫し、アフリカンベッドでゆっくりと乾燥させることで、豊かな甘さと複雑な風味を引き出しています。

Daye Bensa Coffeeならではの品質管理によって、シダマのテロワールを鮮やかに表現したロットに仕上げられています。

Cup Profile
華やかなフローラルアロマ、ストーンフルーツ、熟したベリー。果物のような爽やかでキレのあるフルーティーな酸質と、クリーンで甘い余韻が特徴です。

Honey Process

Korma Kontoma Honey
シダマ・ベンサ地区の高標高テロワールを表現したハニープロセスロットです。
乾燥工程ではミューシレージを残したままゆっくりと乾燥させることで、豊かな甘さと質感、そして複雑な風味を引き出しています。
高地ならではの透明感を持ちながら、ハニープロセス特有の滑らかな口当たりと奥行きのある甘さが感じられるロットに仕上げられています。

Cup Profile
白い花を思わせる華やかなフローラルアロマ、はちみつのような甘さ、ピーチやアプリコットを連想させる果実味。クリーミーな質感と、甘さを伴ったバランスの良い余韻が特徴です。

Korma Kontoma(コルマ・コントマ)の由来
エチオピア・シダマ地域ベンサ、ムラゴの高地──標高2,100〜2,300メートルに位置するこの場所に、コルマ・コントマという名のコーヒーステーションがあります。

「コントマ」とは「集まり」を意味する地名、「コルマ」とは、このステーションのオーナーであり、Daye Bensa Coffeeの礎を築いた人物、故アセファ・ドゥカモ・コルマに由来します。彼は現代表ケネアンの祖父であり、家族にとってただの祖父以上の存在でした。

Korma Kontoma──家族の名前と、この地に刻まれた歴史が重なり、世代を超えて受け継がれるコーヒーへの情熱の象徴となったコーヒーステーションです。

Anaerobic Natural Process

Gatta Wassa Anaerobic Natural
ガッタ・ワッサは、エチオピアを代表する名産地のひとつとして知られるエリアです。
このロットは、2021年の Ethiopia Cup of Excellence において2位を獲得したロットと同じテロワール、生産エリアから生まれたものであり、この地域が持つ卓越したポテンシャルを体現しています。
高標高ならではの冷涼な気候と恵まれた栽培環境のもとで育まれたチェリーは、複雑さと透明感を兼ね備えた、印象的なカップへと仕上げられています。

Cup Profile
非常に華やかなフローラルアロマ、ラムを思わせる甘さ、ワインのような複雑な風味。熟したベリーやトロピカルフルーツを連想させる果実味に、透明感のある酸と幾重にも重なる甘さ、クリーミーな質感が調和し、複雑で長く続く余韻が特徴です。

Roaster Notes

推奨焙煎度:中浅煎り
・メイラード反応の時間をやや長めに確保
・1ハゼ以降は熱量をコントロールしながら穏やかにデベロップメントを進行
・DTR(デベロップメントタイム比率):12〜14%程度を目安

高標高のシダマ・ベンサ地区で育まれたこのロットは、密度の高い豆質を持つため、焙煎全体を通して慎重な熱量管理がおすすめです。

メイラード反応を十分に取りながら、1ハゼ以降のデベロップメントを穏やかに進めることで、ハニーを思わせる豊かな甘さ、白い花のようなフローラルアロマ、ピーチやアプリコットを連想させる果実味、そしてクリーミーな質感と上品な余韻を引き出しやすくなります。
過度に焙煎を進めすぎず、甘さと質感を形成しながら、透明感とバランスを意識したアプローチがおすすめです。

※あくまで推奨プロファイルの一例です。